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ChatGPTのプロンプト、最初はうまく書けなかった私が今も使っている書き方

ホワイトボードでChatGPTプロンプトの構成を整理している様子

ChatGPTを使い始めた頃、私は「プロンプト」という言葉すら意識していませんでした。とりあえず質問を打ち込んで、返ってきた文章を見て、なんとなくがっかりする。その繰り返しでした。

仕事で毎日使うようになったのは、ここ1年くらいです。そのあいだに分かったのは、回答の質を決めているのは結局、こちらの指示の出し方だということでした。

最初の失敗:「それっぽいけど使えない」回答ばかりだった

正直、最初はよく分かっていませんでした。

ブログのネタを出そうとして、「節約について書いて」とだけ打っていたんです。返ってくるのは、どこかで読んだような、当たり障りのない文章ばかり。当時はAIってこんなものか、と思っていました。

今思えば、悪かったのは私の指示のほうです。

ためしに「一人暮らしの社会人向けに、固定費の節約術を、見出しと一言コメント付きで」と条件を足してみました。すると、そのまま下書きに使えるくらいの内容が出てきたんです。これは、ちょっと意外でした。

何を変えたら、急に使えるようになったのか

細かいテクニックはいろいろ紹介されていますが、私が普段から意識しているのは、正直2つくらいです。

ひとつは、最初に役割を決めること。「あなたは日本語の編集者です」と一文付けるだけで、返ってくる文章のトーンが落ち着きます。メールの手直しを頼むときは、私はほぼ毎回これを付けています。

もうひとつは、ほしい形を先に伝えること。表でほしいのか、箇条書きでほしいのか。これを言っておくと、コピーしてすぐ使える状態で返ってきます。

議事録の整理に使い始めてからは、毎週2時間くらいかかっていた作業が、30分ほどで終わるようになりました。これは思った以上に大きかったです。

良いプロンプトと悪いプロンプトの違いを比較するイメージ図

並べると、自分でも変化が分かりやすいです。

項目昔の私今の書き方
指示「ブログ書いて」「一人暮らし向けに、節約術の構成案を作って」
条件なし「800文字程度・見出し付き・専門用語なし」
視点なし「家計管理に詳しい人として」

右のように書くようになってから、やり直しの回数が明らかに減りました。

最近、いちばん助かっている使い方

毎日のなかで、いちばん回数が多いのはメールの下書きです。「次のメールに、丁寧すぎない返信を3行で」とだけ打って、あとは自分で少し直す。それだけで、1通あたり5分くらいは短くなっている気がします。

先週も、3行の返信を10通ぶんまとめて下書きしてもらって、ずいぶん楽をしました。

地味な話です。

でも、こういう小さな時短が積み重なると、忙しい日には1日で30分近く変わることもあります。最初は、わざわざAIに頼むほどのことかと思っていました。毎回ゼロから書かなくていいというのは、使ってみるまで分からなかった部分です。

あと、私はよく使う指示を3つだけメモに残しています。文章の手直し、メール返信、アイデア出し。この3つは形が決まっているので、毎回考えなくて済むのが楽です。

正直、面倒だと感じること(失敗も含めて)

便利だと感じる一方で、手放しでは人にすすめません。

一度、存在しない統計データを堂々と出されて、そのまま記事に使いそうになったことがあります。あれは少しヒヤッとしました。それ以来、数字や制度の話は、公式の情報で確かめてから書くようにしています。

あとは、契約まわりの失敗もありました。気になって有料プランを契約したのに、その週はほとんど開かなかった、ということが私にもあります。使う場面が決まっていないと、結局使わないんですよね。

機密情報や個人情報を入力しない。これだけは、便利さとは関係なく最初に決めておいたほうがいいと思います。

ChatGPT・Claude・Gemini、私の使い分け

よく聞かれるので、個人的な感覚も書いておきます。

長い資料を読ませて要約させるなら、私はClaudeのほうが好みです。文章が落ち着いていて、読みやすい印象があります。たとえば長い契約書のような文章を読むときは、最初からClaudeに貼ることが多いです。一方で、画像生成まで含めて一つで済ませたいときは、私はChatGPTを使うことが多いです。Googleのカレンダーやドキュメントを毎日使う人なら、Geminiの相性も悪くないと思います。

ただ、あれこれ試した結果、いちばん開いているのは結局ChatGPTでした。

ChatGPTの回答を人が読み返して確認・修正している様子

まとめにならないまとめ

長く書きましたが、やっていることはシンプルです。役割と、ほしい形。この2つを一言ずつ足すだけで、返ってくる答えはかなり変わります。

最初は無料プランだけで十分だと思っていましたが、毎日使うようになってから、有料プランの価値を感じるようになりました。

派手なテクニックもいろいろ試しました。でも今でも結局、このシンプルなやり方に戻ってきます。