※Amazonのアソシエイトとして、Daily Guide Studioは適格販売により収入を得ています。本記事はアフィリエイト広告を利用しています。

安いワイヤレスイヤホンを複数並べて比較している様子

通勤の山手線で、左耳だけブツッと音が消えたんです。

最初に買った数千円のイヤホンでした。当時2,000円台で、レビューも悪くなかったので「安いし十分だろう」と気軽に選んだ一台です。ところが乗車して人が増えてくると、決まって左だけ音が途切れる。ホームに降りると元に戻る。改札を出るまでの3駅、ずっと片耳で音楽を聴く羽目になっていました。値段が安いから仕方ない、とその時は自分に言い聞かせて1年ほど使い続けたのですが、ある朝とうとう右側も同じ症状になって、買い替えました。それ以来、安いイヤホンこそ「どこを見て選ぶか」だな、と痛感しています。

この記事では、私が安いワイヤレスイヤホンを買う前に必ず確認するようになった場所と、実際に使ってきた機種について書きます。高級機の話ではなく、5,000円前後までで探している人向けの内容です。

私が安いイヤホンで一度は失敗したこと

正直なところから書きます。

私は「安ければ安いほどお得」だと思って、とにかく一番安いものを選んでいた時期がありました。レジ横の980円のもの、フリマで送料込み1,500円のもの、その時々で一番安いやつ。結果として、音質以前にケースの蓋がカチッと閉まらなくなったり、左右の音量がそろわなくなったりして、半年でゴミ箱行きになったものが3つほどあります。

数えてみると、その3つで使ったお金は当時の感覚で5,000円弱。だったら最初から3,000〜5,000円の定番モデルを1台買っておけば、同じ予算でずっと長く使えたはずでした。これが今の実感です。安いイヤホンで失敗を減らすには、価格そのものより「どのメーカーの、どの世代か」を見るほうが効く、と私は考えています。

購入前に私が必ず見る3つの場所

細かいスペックはいろいろありますが、私が真剣に見ているのはこの3つだけです。

1. 接続方式とコーデック

まず確認するのはBluetoothのバージョンと、対応コーデックです。

白状すると、私も最初はコーデックの違いなんて分かりませんでした。SBCもAACも、文字を眺めるだけでよく分からない。ただ、あの山手線の片耳事件以来、「接続の途切れにくさ」だけは無視できなくなりました。比較的新しいBluetoothに対応した機種に替えてから、同じ通勤路でも途切れがほぼ消えたんです。これはうれしい誤算でした。とはいえ、途切れは使う場所や端末の混み具合でも変わるので、数字が新しければ必ず安心、とまでは言いません。

2. ケースとイヤホン本体の作り

次に見るのが、物理的な作りです。

音質は試聴しないと分かりませんが、ケースの蓋の開閉と本体の質感は、写真とレビューでだいたい判断がつきます。私は蓋がゆるい機種で、駅の階段でケースからイヤホンが転がり落ちた経験があって、線路に吸い込まれそうになって本気で焦りました。それ以来、レビュー写真でヒンジ部分のつくりを確認し、「蓋がすぐゆるくなる」というコメントがないかを見るようになっています。地味ですが、私にとってはここが一番こわい部分です。

3. 防水と装着感のレビュー

最後に、実際の使用者のレビューで防水表記と装着感を確認します。

汗や雨の表記(IPXの数値)は公式で確認できますが、装着感は人によって本当に差が出ます。私の耳には吸いつくように合ったのに、妻に貸したら「歩くと落ちる」と即返却された機種がありました。耳の形は本人にしか分からないので、装着感は複数のレビューで「外れやすい」「すぐ落ちる」という声が多くないかを見るようにしています。

実際に使った/比較した機種

ここからは、私が実際に使ったり店頭で耳に当てて比べたりした、よく知られた低価格モデルです。価格は変動するので、最新は各販売店で確認してください。

実際の使用期間と購入価格:メインで使っているAnker Soundcore P20iは、購入してから約半年。購入価格は3,000円前後で、購入先はAmazonでした。それ以前に使っていた2,000円台のノーブランド機は、1年ほどで左右の不調が出て買い替えています(価格は変動するため、最新は各販売店でご確認ください)。

機種タイプ私が感じた向き
Anker Soundcore P20iカナル型・低価格定番初めての1台、価格重視の人
Anker Soundcore A20iカナル型・ややバランス型通話や日常使いを重視する人
一般的なノーブランド格安機カナル型短期間・サブ用途と割り切れる人

ノーブランドの格安機は「当たり外れが大きい」というのが私の結論です。当たりを引いたときは数千円とは思えず満足するのですが、接続やバッテリーで外れたこともあって、ギャンブルに近い感覚があります。

その点、Anker Soundcoreシリーズのような定番は、極端なハズレを引いたことが今のところありません。P20iは家の中の「ながら聴き」用に置きっぱなしにしていますが、半年ほど雑に扱っても蓋がゆるくなる気配がないのが、過去の失敗を思うと一番ありがたいです。初めて買うなら多少値段が上がっても、レビュー数が多い定番から選ぶほうが後悔は少ないと思います。なお、各機種の再生時間やコーデックなどのスペックは変わることがあるので、公式で確認してください。

良い点

私が安いワイヤレスイヤホン全般に感じている良い点です。

特に「失くしても精神的ダメージが小さい」のは、以前1万円超の機種を使っていた頃には感じなかった気楽さでした。なくしたら泣くな、と思いながら使うのは地味に疲れるんです。

イヤーピースのサイズを変えながら装着感を確認している様子

物足りない点

一方で、安いからこその物足りなさも正直あります。

特に2つ目は、期待しすぎると拍子抜けします。安価なノイズキャンセリングは「無音になる」のではなく「エアコンの音がちょっと遠のく」くらいの感覚です。私は最初、これで電車の轟音が消えると思い込んでいて、初めて電車で使った瞬間「これだけ?」と声が出そうになりました。

おすすめする人・おすすめしない人

私の使った範囲での個人的な意見です。

おすすめする人は、通勤中や家事中など、ながら聴きが中心の人です。音質に強いこだわりがなく、まず1台ワイヤレスを試したい人にも向いています。

おすすめしない人は、夜の静かな部屋でじっくり音楽に浸りたい人や、電車の中で強力に静けさがほしい人です。私自身、静かに聴きたい夜だけは結局、有線に戻ってしまいます。こうした用途なら、もう少し予算を上げた機種のほうが満足度は高いはずです。

なお、充電器やモバイルバッテリーも一緒に見直したいなら、65W USB-C充電器で失敗したくない私が先に見る条件や、10000mAhモバイルバッテリーを買う前に私が比べた3機種も合わせて読むと、外出時のガジェットをまとめて整理できると思います。

なお、これらの機種はAmazonや楽天、各メーカー公式ストアなどで取り扱われています。Amazonのアソシエイトとして、Daily Guide Studioは適格販売により収入を得ています。

通勤中にワイヤレスイヤホンの電池と使い心地を確認している様子

まとめ

安いワイヤレスイヤホンは、価格だけで選ぶと外れを引きやすい、というのが私の率直な感想です。

接続方式、本体とケースの作り、装着感のレビュー。あの山手線の片耳事件以来この3つを見るようになってから、買って後悔することがかなり減りました。私の場合は、よく知られた定番シリーズの中から、レビュー数が多いものを選ぶようにしています。

結論:安いイヤホンこそ価格だけで決めず、接続・作り・装着感の3点をレビューで確認してから選ぶと失敗が減る。

著者:ノオ