ANAでリュックが身の回り品より大きいとき|キャリーとの組み合わせ例
ANA国内線では、大きいリュックも機種別の上限内なら「機内持ち込み手荷物」1個にできます。ただしキャリーと両方が大きければ、合計10kg以内でも不可。どちらかを預けるか、片方を40×30×20cm以内の身の回り品に替えます。
キャリーも持つなら、先にリュックの外寸を測ってください。 たとえば48×30×20cm・4kgのリュックは、身の回り品の40cmを超えます。100席以上の便で、ほかに荷物がないと仮定すると次の違いが出ます。
| 一緒に持つバッグ | 2個の合計 | この組み合わせの判断 |
|---|---|---|
| 55×40×20cm・4.5kgのキャリー | 8.5kg | 両方とも大きい手荷物の枠が必要。キャリーを預けるか、リュックを小さい物へ替える |
| 25×20×10cm・0.8kgの小さいバッグ | 4.8kg | リュックを手荷物、小さいバッグを身の回り品に分けられる。寸法・個数・重量の条件内 |
これは実測した製品ではなく、詰め終えた外寸と重量を仮定した計算例です。100席未満の便では、この48cmのリュックは手荷物の寸法も超えます。下で同じ例を見比べます。
著者:ノオ · 公式条件確認:2026年10月14日
AIで制作した説明用イメージです。実物のサイズ検証写真ではありません。3個を同時に機内へ持ち込む例ではなく、組み合わせを選ぶためのイメージです。
リュックの名前ではなく、どちらの1個に数えるか
「リュックだから身の回り品」と決めてしまうと、使えるバッグまで小さく買い替えることになります。大きいリュックをメインにし、財布などを小さいバッグへ分ける組み方も考えられます。
ANA国内線の公式表は、機内持ち込み手荷物1個と身の回り品1個を分けています。ここでは前者を「大きい手荷物の枠」と呼んでいます。
| 確認する枠 | 外寸の上限 | 追加で確認すること |
|---|---|---|
| 手荷物:100席以上の便 | 55×40×25cm以内 | 3辺の合計も115cm以内 |
| 手荷物:100席未満の便 | 45×35×20cm以内 | 3辺の合計も100cm以内 |
| 身の回り品 | 40×30×20cm以内 | 前の座席の下に収納する |
2個を合わせた重量は10kg以内です。キャリーとリュックをそれぞれ10kgにできるわけではありません。ANAの国内線FAQでも同じ条件を確認できます。
表のサイズはキャスターやハンドルなどを含む外寸です。購入ページの容量が「20L」「30L」でも、それだけでどちらの枠に入るかは決まりません。外ポケットに物を詰めた状態で、出っ張りも含めて縦・横・厚さを測ると比較しやすくなります。
48cmのリュックなら、キャリーを預ける選択もある
冒頭のリュックは48+30+20=98cm。100席以上の手荷物の上限と比べると、合計115cm以内で、各辺も55・40・25cm以内です。一方、身の回り品としては48cmの辺が40cmを超えます。
ここに55×40×20cmのキャリーを足すと、キャリーの合計は115cmで、それ自体は100席以上の手荷物の寸法内。しかし、リュックもキャリーも身の回り品には収まりません。合計8.5kgという軽さだけでは、この2個を持ち込む条件を満たせません。
キャリーを預けるなら、機内側はリュック1個にできます。小さいバッグも残す場合は、そのバッグが40×30×20cm以内かを別に見ます。例の0.8kgのバッグなら、4+0.8=4.8kgです。残り5.2kgは重量上の余白であって、もう1個バッグを増やしてよいという意味ではありません。
逆にキャリーを機内へ残したいなら、リュックを身の回り品の寸法内に収まるバッグへ替える方針です。やわらかい生地だから、押しつぶせば認められるとは言い切れません。詰め替え後の外寸を測っても判断に迷う場合は、保安検査へ進む前にサイズゲージやカウンターで確かめます。
3辺合計が小さくても、100席未満の便では変わる
同じ48×30×20cmのリュックでも、100席未満の便では48cmの辺が45cmを超えます。合計98cmだから100cm以内、という計算だけでは足りません。
たとえば45×30×20cmのバッグなら、合計95cmで、各辺も45・35・20cm以内です。これは寸法を変えた別の仮定例です。元のリュックの48cmを、計算上だけ45cmに読み替えてはいけません。
搭乗機種は国内線の空席照会結果で確認でき、ANAの機種別座席数と照合できます。往路と復路で機種が違う場合もあるため、持っていくバッグは両方の便で確かめます。コードシェア便は運航会社の規定が適用されます。
詰め替える前に、重さと預ける締切を分けて見る
バッグの組み合わせが決まったら、中身を入れて2個とも量ります。たとえばキャリー5.8kgと小さいバッグ4.5kgなら、合計10.3kgで0.3kg超過です。小さいバッグから0.5kgをキャリーへ移しても、6.3+4.0=10.3kg。機内へ持つ合計は減りません。
お土産が増える旅行なら、帰りの荷物まで含めた重量の計算例も使えます。リンク先は韓国旅行の記事なので、航空会社ごとの上限を混ぜず、このANA国内線の例では10kgを使って計算してください。
預けると決めた荷物は、保安検査前にANA出発ロビーの手荷物カウンターへ。公式の国内線の預け方では、羽田発は出発30分前、それ以外の空港は20分前までに預け入れを済ませる案内です。これは手続きの締切なので、その時刻にカウンターへ到着する計画にはしないでください。預け入れの重量枠や料金は、予約した運賃・区間で確認します。
リュックを預ける場合も、中身を丸ごと移す前にANAの制限品案内で預けられない物を分けます。寸法内でも客室に収納できなければ預け入れになる場合があるため、取り出して手元へ残す必要がある物は出しやすくしておくと、当日の詰め直しを減らせます。
確認範囲:ANAの日本語Web案内とFAQを2026年10月14日に閲覧し、上記の仮定値を計算しました。実際の搭乗・計量・特定製品の持ち込み可否は試していません。本文はANA運航の国内線で、通常の旅行バッグを組み合わせる人向けです。