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掃除機をかけようとして、足元のケーブルの束を持ち上げた瞬間、モニターの電源がスポッと抜けました。
充電ケーブル、モニターの配線、デスクライト、それにスマホとイヤホンの充電。机の下を覗くと、それが全部からまり合って、ホコリをかぶった巨大なおだんごになっていたんです。在宅勤務が増えてこの机に座る時間が一日8時間を超えるようになってから、掃除のたびにこの束を持ち上げるのが本気で憂うつでした。何度か「今日こそ片づける」と意気込んでケーブル整理グッズを買ったのに、最初の頃は袋から出さずに引き出しで眠らせていた、なんてこともあります。
この記事は、そんな私が何度か失敗しながら、最終的に落ち着いたケーブルの片づけ方の記録です。完璧な配線術ではなく、ズボラな私でも半年以上続いている方法を中心に書きます。
私が最初に失敗したこと
正直に書くと、私は最初、整理アイテムを買えば自動的に片づくと思っていました。
ホームセンターで結束バンド(使い切りタイプ)を50本入りで買ってきて、その日のうちに机の下の全ケーブルを一気にギュッと束ねたんです。作業を終えて机の下を見たときは、自分でも惚れ惚れするくらいスッキリしました。問題はその3日後でした。新しく買ったスピーカーを挿そうと電源タップに手を伸ばしたら、抜き差ししたいケーブルだけが束の真ん中に埋まっていて、取り出せない。結局ハサミで束を切って、また一からやり直しです。
ここで学んだのは、一度きつく束ねて終わり、ではダメだということ。「後から1本だけ抜き差しできること」を前提にしないと、私の生活では続かないのでした。
私が実際に使っている整理アイテム
ここでは、私が試して今も使っているアイテムを挙げます。どれも特別なものではなく、ホームセンターやAmazon、100円ショップでも手に入る定番です。
実際の使用期間と購入価格:ここで挙げるアイテムは、どれも半年以上使い続けています。購入価格と購入先は、ケーブルクリップが100円ショップ(3個入りで110円)、結束バンドがホームセンター(50本入りで数百円)ほど。どれも高価なものではありません(価格は変動するため、最新は各販売店でご確認ください)。
ケーブルクリップ(粘着タイプ)
一番効果を感じたのが、デスクの縁に貼る粘着式のケーブルクリップです。
スマホの充電ケーブルの先端が、使い終わるたびに机の裏へスルッと落ちて、毎回かがんで拾うのが地味なストレスでした。1日に何度もこれをやっていると、それだけでうんざりするんです。100円ショップで買った3個入りのクリップを机の縁に貼って、そこにケーブルの先端を引っかけるようにしたら、この「かがんで拾う」動作が完全になくなりました。私の中ではこれが一番「やってよかった」アイテムです。ただし粘着の強さは製品で差があるので、重いケーブルを留めるなら耐荷重を公式で確認したほうがいいです。
面ファスナー式の結束バンド
束ねるのは、切るタイプではなく面ファスナー(マジックテープ)式に変えました。
これは例の「ハサミで切る羽目」事件から学んだ部分です。面ファスナーなら、後からケーブルを1本だけ抜きたいときも、ペリッとはがしてまた留め直せます。今はモニター裏のめったに触らない配線を、これで2〜3本ずつまとめています。巻き直しが何度でもできるので、機器を1台足したくらいでは破綻しなくなりました。
ケーブルボックス
電源タップとアダプターのごちゃごちゃは、ケーブルボックスに丸ごと放り込んで隠しました。
タップ周りはどう頑張っても見た目が良くならない、と途中であきらめがついたんです。「整える」のをやめて「隠す」方向に切り替えたら、これが思った以上に効きました。フタを閉めるだけで、机の下から視界に入る配線が一気に減って、座ったときの圧迫感が変わりました。ただし中に熱がこもりやすいので、たこ足で容量を超えるような挿し方は避けたほうがいいです。
私が落ち着いた配線の手順
細かいテクニックはいろいろありますが、私が普段やっているのはシンプルな流れです。
最初に、全ケーブルを一度すべて抜いて、本当に今使っているものだけ残します。これをやったとき、もう手元にない昔のスマホの充電ケーブルや、どの機器のものか分からないアダプターが6本くらい出てきました。これを抜くだけで、束の体積が半分くらいに減ったんです。
次に、よく抜き差しするケーブル(スマホ充電など)は縁のクリップで手前に固定します。
最後に、めったに触らない配線(モニターや電源)だけ、面ファスナーでまとめて奥に寄せます。
この「よく使うものは手前・固定、使わないものは奥・束ねる」という分け方にしてから、たまに散らかっても5分で元に戻せるようになりました。
良い点
ケーブルを整理して感じた良い点です。
- 掃除のときにケーブルの束を持ち上げる手間が消え、机の下を一拭きできるようになった
- どのケーブルがどの機器か一目で分かるので、抜き差しで迷わなくなった
- 配線が視界から減って、朝、机に向かうときの気分が少し軽くなった
- 椅子のキャスターでケーブルを巻き込む、というヒヤリがなくなった
特に最後の巻き込み事故は、以前デスクライトのコードを椅子で踏んで断線させたことがあったので、なくなって本当に安心しました。
物足りない点
一方で、完璧ではない部分も正直あります。
- 機器を1台増やすたびに、結局また配線を見直す必要が出てくる
- 粘着クリップは、一度はがして貼り直すと粘着力がガクッと落ちる
特に2つ目は想定外でした。模様替えで机の向きを変えたとき、クリップをはがして貼り直したら、もうケーブルの重みに耐えられずポロッと落ちるようになって、3個まとめて買い直しました。貼る位置は、最初に座る姿勢まで想像してよく決めたほうがいいです。
おすすめする人・おすすめしない人
おすすめする人は、私のようにデスクが散らかりがちで、掃除のたびに配線にストレスを感じている人です。在宅ワークで机の前に長くいる人ほど、効果を毎日実感できると思います。
おすすめしない人は、機器の入れ替えが頻繁で、配線が毎週のように変わる人です。固定してもすぐ崩れるので、その場合は無理にまとめず、ボックスで隠す方向だけに絞るのが現実的だと感じます。
整理したケーブルにつながる充電器やバッテリーも見直すなら、65W USB-C充電器で失敗したくない私が先に見る条件や、10000mAhモバイルバッテリーを買う前に私が比べた3機種も参考になると思います。机の上で充電するガジェットを減らすだけでも、配線はかなり楽になります。
アイテムの比較
私が使った範囲での、ざっくりした比較です。価格や仕様は変わるので、最新の価格と耐荷重は各販売店で確認してください。
| 比較したアイテム | 向いている用途 | 私が感じた注意点 |
|---|---|---|
| 粘着ケーブルクリップ | よく抜き差しするケーブルの固定 | 貼り直しで粘着が落ちる |
| 面ファスナー結束バンド | 触らない配線をまとめる | 強く締めすぎると逆に外しにくい |
| ケーブルボックス | 電源タップ・アダプターを隠す | 熱がこもらないよう容量に余裕を |
これらのアイテムはAmazonや楽天、ホームセンターなどで手に入ります。Amazonのアソシエイトとして、Daily Guide Studioは適格販売により収入を得ています。
まとめ
ケーブル整理は、アイテムを買うだけでは片づかない、というのが私の率直な感想です。
まず使っていないケーブルを抜く。よく使うものは手前に固定する。触らないものは面ファスナーでまとめて奥に隠す。この順番にしてから、散らかってもすぐ戻せるようになりました。あの結束バンドをハサミで切った日から、ようやく抜け出せた気がします。
結論:ケーブルは「全部束ねる」より、よく使うものは固定・使わないものは隠す、と役割で分けると散らからない。
著者:ノオ