韓国旅行の持ち物は何が必要?初めて行く人が忘れやすいもの

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韓国旅行前にスーツケースと小物ポーチを床に並べて準備している様子

去年の春、初めて韓国に行く日本の友人のスーツケースを、出発前夜にビデオ通話で一緒に確認したことがあります。画面いっぱいに広がっていたのは、コーデ違いの服とコスメの山。一方で、変換プラグも予備ケーブルもありませんでした。私が「服はそれでいいから、まずプラグと薬を入れて」と言うと、友人は心底意外そうな顔をしていました。

韓国旅行の持ち物は、服を一着増やすより「到着してすぐ困らないもの」を先に固めたほうが、ずっと失敗しにくいです。私は韓国出身で日本に住んでいて、これまで何人もの友人の初めての韓国旅行を、こうして出発前に手伝ってきました。みんな決まって、通信・充電・支払い・歩きやすさのどこかでつまずきます。

具体的に言うと、パスポートと服のほかに、eSIMかローミングの準備、モバイルバッテリー、Cタイプの変換プラグ、交通カード用の少額現金、履き慣れた靴、小さな薬ポーチ。このあたりは先に入れておきたいところです。逆に、重いガイドブックや、使うか分からない大型のヘアアイロンは、たいてい荷物を重くするだけで終わります。

通信は持ち物とセットで考えると楽です。韓国でのデータ通信をまだ決めていない人は、韓国旅行のeSIMを空港で買うべきか迷う人向けの記事も先に見ておくと、当日あわてずに済みます。

まず押さえたい結論

友人たちのスーツケースを何度も見てきて、優先順位はこの形に落ち着きました。服の段は、あえて入れていません。そこは本人が一番得意な部分だからです。

種類持って行きたいもの理由
通信eSIM設定情報、ローミング確認メモ到着直後に地図と翻訳を使うため
充電モバイルバッテリー、USB-Cケーブル、変換プラグ移動中に電池切れしやすいため
支払いクレジットカード、少額の現金、交通カード用準備店や交通で支払い方法が分かれるため
体調常備薬、絆創膏、ウェットティッシュ歩く時間が長くなりやすいため
服装歩きやすい靴、軽い羽織り坂や駅移動で疲れやすいため

私自身、初めて自分で長く旅行したときは服とコスメばかり気にしていました。でも実際に現地で「持ってきてよかった」と心から思ったのは、予備のUSB-Cケーブルと、頭痛薬の入った小さなポーチでした。地味です。SNSに上げる写真には一枚も写りません。それでも、夜にホテルで頭が痛くなったとき、ポーチを開けるだけで済む安心感は、コーデ一着には替えられませんでした。

到着してすぐ使うものは手荷物に入れる

これは私の失敗から学んだことですが、スーツケースに預けると到着直後に泣くものがあります。パスポート、スマホ、通信設定のメモ、充電ケーブル、モバイルバッテリー、財布、ホテル住所の控え。この7つは手荷物側に分けておきます。

以前、モバイルバッテリーをうっかり預け荷物に入れてしまい、仁川の到着ロビーでスマホが残り8%、ということがありました。地図を開くのも翻訳もこわごわ、という状態で空港鉄道の券売機の前に立ったときの心細さは、今でも覚えています。着いてすぐは、乗り方の確認、ホテルまでのルート、同行者との連絡と、スマホを開きっぱなしになります。ここで電池が削れていくと、本当に落ち着きません。

空港のベンチで韓国旅行用の手荷物と充電小物を確認している様子

ちなみにモバイルバッテリーは、そもそも預け荷物に入れてはいけない決まりがあって、機内持ち込みが基本です。容量や条件が気になる人は、モバイルバッテリーの機内持ち込みルールを整理した記事を出発前に見ておくと、保安検査でばたつかずに済みます。

支払いまわりは「カードだけ」で考えない

韓国はカードがよく使える国です。それでも、T-moneyカードのチャージや、広蔵市場のような屋台、端末を置いていない小さな店では、現金がないと詰まります。前に案内した友人が、東大門の屋台でトッポッキを前に「カードだめなんですか…」と固まったことがありました。少額でいいので、現金とカードを分けて持っておくほうが、ああいう瞬間に強いです。

交通カードを使う予定なら、どこで買って何でチャージするかも先に考えておくと楽です。到着後、疲れた頭で駅のコンビニの前で悩まずに済むだけで、初日の体力がだいぶ残ります。

韓国の支払い全体は、現金とカードの使い分けを整理した記事で詳しくまとめています。

服より靴を優先したほうがいい

韓国旅行は、想像の倍は歩きます。駅の長い乗り換え通路、地下街、梨泰院や付岩洞のような坂、カフェ巡り、巨大モールの中の移動。気づくと一日中、足が止まりません。

写真映えの服を選ぶ時間は楽しいものですが、靴が合わないと午後にはそれどころではなくなります。友人が「おろしたてのスニーカーで来たら、二日目に踵が血まめになって明洞で絆創膏を探し回った」と話していたのが忘れられません。初めてなら、新品より履き慣れた靴。雨や冬の凍った路面を思うと、底の滑りにくさも一度見ておくと安心です。

忘れやすい小物

忘れやすいのは、なくても飛行機には乗れるのに、現地で「あっ」となるものたちです。私が友人のスーツケースで毎回チェックするのも、だいたいこの並びです。

・常備薬

・絆創膏

・ウェットティッシュ

・小さなエコバッグ

・予備ケーブル

・変換プラグ

・ホテル住所のオフライン控え

・パスポートのコピーまたは写真

中でも薬は、普段から飲んでいるものを少しだけ持つのを強くすすめます。現地の薬局でも買えますが、頭痛や胃もたれで動けないときに、ハングルのパッケージの中から目当ての薬を探すのは想像以上にしんどいです。私も一度、夜に胃を壊して、開いている薬局を地図で探しながら歩く羽目になりました。あの夜以来、胃薬と頭痛薬の小袋だけは、何があっても先にポーチへ入れます。

ホテルのベッドで韓国旅行の小物と靴を出して忘れ物を確認している様子

持って行かなくてもよいもの

反対に、なくても何とかなるものもあります。分厚いガイドブック、大型のヘアアイロン、「着るかも」の服、予備の靴を二足三足。これを全部入れると、帰りにお土産を入れるスペースが消えます。実際、行きはパンパンだったのに、帰りはお菓子とコスメで蓋が閉まらず、明洞のホテルで友人と二人がかりでスーツケースの上に座ったことがあります。

韓国はコンビニもオリーブヤング(OLIVE YOUNG)のようなドラッグストアも多くて、たいていの消耗品は現地で買えます。もちろん肌に合う薬や化粧品は持参が安心ですが、「念のため」を全部日本から運ぼうとすると、荷物だけが重くなります。

よくある疑問

韓国旅行に変換プラグは必要ですか?

宿泊先によります。最近はベッド脇にUSBポートがあるホテルも増えました。ただ、古めの宿やゲストハウスだとコンセントが韓国仕様(Cタイプ)のことが多く、私は一度プラグを忘れて、フロントで借りられず初日のスマホを充電できなかったことがあります。小さくて軽いものなので、念のため一つ入れておくと安心です。

現金はいくら持って行くべきですか?

旅行日数や使い方によります。カード中心でも、交通カードのチャージや小さな買い物用に少額の現金を用意しておくと動きやすいです。

eSIMとWi-Fiルーターはどちらがいいですか?

一人旅ならeSIMが身軽です。複数人で共有したい、設定が不安という場合はWi-Fiルーターも候補になります。スマホの対応状況を先に確認しましょう。

まとめ

韓国旅行の持ち物は、服を一着増やすより、通信・充電・支払い・歩きやすさを先に整えるほうが失敗しにくい。これが、何人もの友人のスーツケースを見てきた私の正直な実感です。

初めてなら、手荷物に入れるものとスーツケースに入れるものを、出発前に一度分けてみてください。到着直後にプラグや薬がすぐ出せるだけで、旅の最初の数時間がまるで違います。出発前夜に友人と一緒に確認した、あのビデオ通話の時間が、結局いちばん効いていた準備だったと今は思っています。

著者:ノオ